10年20年とインターネットを使用しているとポータルサイトやネットショップのアカウント数が膨大になり、管理が大変になります。煩雑なパスワード管理は無料の【ID Manager】に一任しましょう。
未だに簡単なパスワードを使用していたり使いまわしたりしているかたは大変危険です。パスワード管理ソフトを導入してみてはいかがでしょうか。
ID Managerはwindows用のソフトウェアです。
ID Managerとは
IDとパスワードの組をいくつも登録しておけるパスワードを管理する無料のソフトウェアです。難解なパスワード生成機能もありパスワードを何にしたらよいか悩むこともありません。
ID ManagerはWoodenSoldierさんが開発・配布しています。
インストール
- ID ManagerはWoodenSoldier Softwareで配布されています。クイックリンクより直接ID Managerの配布ページにたどり着けます。
- 配布ページより「ID Manager 最新リリース (インストーラーなし)ZIP形式」をダウンロードしてください。「ID Manager使い方マニュアル」にも目を通しておきましょう。
- ダウンロードした「idm810.zip」を右クリックしてプロパティを表示しブロックを解除しておきます。(いつの間にかセキュリティーを許可するになってますね)
- 適当なフォルダ、ここではドキュメントにidm810.zipを展開します。
- ID Managerが使える状態になりました。
使い方
新規ユーザ作成
- IDM.exeを実行しID Managerを起動します。
- 「新規ユーザー」をクリックします。
- 任意の「ユーザー名」を入力します。ここでは【test】にしました。
- 「パスワード」を決め入力します。難解なパスワードにしてください。ここのパスワードは忘れないよう手帳などに記載しておきます。
- 「パスワード確認」に同じパスワードを入力したら「OK」をクリックします。
パスワードは忘れないようにしてください。忘れたらID Manager にログインできなくなります。抜け道は存在しません。
パスワードを付箋に書いてディスプレイに貼っている人を見かけますがやめましょう。パスワードの意味がありません。
ID Manager 終了
- メニューの「ファイル」より「ID Managerを終了」をクリックします。
右上の×ボタンはタスクトレイに格納です。間違わないようにしましょう。
タスクトレイに格納された状態でさらにID Managerを起動しようとしてもできません。
ID Manager ログイン
- IDM.exeを実行しID Managerを起動します。
- 「ユーザー名」を選択します。ユーザが1つなら最初から選択されています。
- 「パスワード」を入力して「OK」をクリックします。
アカウントの登録
ここでは例としてエックスドメインを登録してみます。
- 「新規フォルダの作成」ボタンをクリックしフォルダを作成します。【Group0】が作成できました。
- フォルダ名を【ドメイン】に変更します。
- 「新規項目の追加」ボタンをクリックしアイテムを作成します。
- アイテムを【エックスドメイン】に変更します。
- アイテムの必要な項目を埋めます。
- エックスドメインのログインは会員IDでも可能ですのでAccount IDはエックスドメインの会員IDにしてもいいですね。
- 「更新の禁止」ボタンをクリックして誤操作を防止します。
- 「保存」ボタンをクリックして登録アイテムを保存します。
アカウントにログイン
ここでは例としてエックスドメインにログインしてみます。
- 「クリップボード経由で貼り付け」ボタンが有効か確認します。ボタンが凹むようクリックします。(すでに有効の場合はクリックしない)
- 「URLを開く」ボタンをクリックします。ブラウザが起動しエックスドメインのログインフォームが表示されます。
- 「会員IDまたはメールアドレス」の欄にカーソルをフォーカスしておきます。(欄をクリックします)
- 「Account ID」ボタンをクリックしクリップボード経由で貼り付けます。
- 「パスワード」の欄にカーソルをフォーカスしておきます。(欄をクリックします)
- 「Passwordをコピー」ボタンをクリックしクリップボード経由で貼り付けます。
- 「ログイン」ボタンをクリックしログインします。
まとめ
ID Managerの使い方を簡単に説明してみました。ブラウザのみであればブラウザのパスワード管理機能を使うだけでもよさそうですが記憶したくないアカウントがあると思います。クレジットカードやオンライン銀行などはブラウザに残しておきたくない情報です。
ブラウザ以外にもSteamなどのダウンロード販売プラットフォーム、ICQなどのメッセンジャーはアカウントが必要です。
ID ManagerはIDとパスワード以外にも登録しておける情報が数多くあり重宝します。